Flat Taper Wedge Stem Designの大腿骨ステムです。 正面から見て近位から遠位にかけてのテーパー形状は、大腿骨髄腔の近位部内外側の皮質骨との固 定を可能にし、遠位方向への沈下抵抗性をもたらします。 さらに、前後面に薄い形状は、楕円形の大腿骨髄腔の内外側面を最大限埋めることで、円筒型のステ ムデザインよりも回旋安定性をもたらします。 この埋植初期における沈み込みと回旋に対する安定性は、インプラントとのマイクロモーションを抑えボーンイングロースを促し、長期安定性を可能にするステムデザインとなっています。
セメントレスステムの長期の成功は骨への安定した固定ができるかどうかで決定されます。初期の安定性で要求されるものは、ストレスシールディングとその結果として起きる骨吸収を避けるための生理的な荷重の伝達、インプラントのルースニングとサイペインを導く、ステムと骨との間のマイクロモーションの予防です。レベレーションヒップのデザインは股関節のより完全な理解に基づき、大腿骨外側皮質に噛み合わせることで、これらの要求に応えます。
3Dマトリックスコーティングを施したシェルです。ヘミスフェリカル(半球)とフレアデザインがあります。超高分子量ポリエチレンレジンにビタミンEが均一に混合される製法を採用し架橋結合したクロスリンクポリエチレンライナーとBIOLOX®delta Ceramic Headとの組み合わせが可能です。
より自然な運動機能と長期の安定性を目指してデザインされ、CR及びPSタイプ、リビジョンタイプといった多様なバリエーションにより、症例に応じた選択が可能になっています。
透視下運動解析、TKA時に切除された脛骨表面の分析、そしてインサートの摩耗分析に基づく10年以上にも及ぶ研究から導き出された人工膝関節の真の運動機能を追求してデザインされました。
深屈曲を探求し、日本人の膝形状データに基づいて設計されました。日本人の生活様式を考慮した大きな可動域の獲得と全可動域において安定した屈曲動作を再現できるようにデザインされています。