ドレーンカテーテル
創部用軟質型ドレーン(多孔型)
特殊な内腔デザインで詰まりづらさとガイドワイヤーの挿入性を両立した、柔軟でフラットな形状の多孔型ドレーンです。
一般的名称 | 滅菌済み体内留置排液用チューブ及びカテーテル |
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販売名 | JPタイプ ドレーン |
認証番号 | 221ADBZX00081000 |
JPタイプ ドレーン
柔軟でフラットな形状は周辺組織にやさしく、特殊な内腔デザインは開放性を維持しながら潰れと詰まりを防止するとともに、ドレーン交換時のガイドワイヤーの挿入も容易にします。
極少の楕円型吸引口は表裏交互で内外側に設置されているので組織の引込リスクを減少します。特に膵腸吻合部ドレーンに最適です。
排液中の残渣や血餅は外側のルーメンに留まるので、中央ルーメンの開存性は維持されます
ドレーンを交換する際のガイドワイヤーの挿入も容易です
クリニカルレポート
組織への圧迫を最小化できる側孔式フラットドレーンの有用性
高山赤十字病院 第一外科部長
白子 隆志先生
(2015年)
ジャクソンプラットタイプ、フラット型ドレーンの特性と適性、消化器外科領域での留置法とポイントが示されています。ドレーンの具体的な交換方法とポータブル吸引器の使用方法も言及しています。
膵頭十二指腸切除術後管理におけるJPタイプフラットドレーンの有用性
地域医療機能推進機構 九州病院 外科
山田 大輔先生
(2022年)
膵液瘻のリスクを伴うPD(膵腸十二指腸切除術)の術後管理にJPタイプドレーン フラットプラスを使用し、“抜去も交換もせずにただ待つだけで治癒する”ことが示されています。