補助循環
IABP
バルーンカテーテル
センサー内蔵型バルーンカテーテルを細径化しました。
さらに、バルーン長を通常サイズとショートサイズの2種類を展開することにより、日本人の体格に合わせたサイズ選択が可能となりました。
一般的名称 | バルーンポンピング用カテーテル |
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販売名 | コラートBP センサーバルーン P2 |
承認番号 | 21400BZZ00104000 |
半導体血圧センサーをバルーン先端に内蔵
バルーンカテーテルを体内に挿入し、スタートボタンを押すだけで動脈圧波形が即座に得られます。
血圧が低い患者さまやPCPS/ECMOシステムとの併用時のような僅かな脈圧差※でも、体内において自動ゼロ点補正が行えます。
※コラートBP3の場合最小7mmHg以上の脈圧差
遅れや歪みのないIABP療法に適した動脈圧波形を得られます。
また、2時間に1回自動でゼロ点補正を行います。
さらに、通常の観血式血圧トランスデューサでみられる振動によるノイズを軽減するため、
安定したECG信号が得られない場合に特に有効です。
独自のオートモードで管理負担を軽減
IABP駆動装置であるコラートシリーズとの併用で、INF/DEFのタイミングを装置が自動で調整するセンサーオートモード、およびボリュームウィーニング機能が使用可能です。
センサーオートモードを使用することにより、補助した結果に修正を加えたデータを装置に蓄積し、トリガーの瞬間に蓄積されたデータ群から類似するデータを参照・引用し、自動的にタイミングを調整します。
補助を行えば行うほどタイミングの精度が上がり、不整脈発生時における追従を可能としています。
IABP駆動装置 コラート BP3
日本人の体格に合わせたショートサイズバルーン
7Frショートサイズのバルーン長を日本人の体格に合わせ短くしました。
腎虚血の防止と、腹部石灰化病変部への接触で起こるバルーンラプチャ低減の可能性が見込めます。
キレの良いシース、特殊加工のダイレータを採用
キレの良いシースは強度向上と穿刺抵抗の軽減を図り、ダイレータの繊細な先端テーパー形状は、
ガイドワイヤーへの更なる追従性と穿刺時の血管後壁へのダメージ軽減が期待できます。
カテーテルキンク対策
コイルチューブ融合カテーテルを採用することで、耐キンク性が向上しました。
コイルチューブの持つしなやかな柔軟性、適度な硬度により、挿入性、追従性を高めています。